落ちこぼれのこがログ

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ポジティブに生きろ は間違い?

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はい、どーも こがです

 

今回は「ネガティブ思考な人」に読んでほしい内容になります
それでは、どうぞ

  

ポジティブに生きろ

 

そんな言葉を目にしたことがある人は、多いのではないだろうか? 

今だとインフルエンサーのTwitterや、自己啓発本などで目にしない日はないぐらい見かける

 

そんな意見を見ていると、僕は「ポジティブに生きることが正しいことだ!ネガティブは悪だ!」なんて風潮であるように感じる

 

ネガティブな僕にとっては肩身が狭い限りだ

 

だからこそ、ちょっと言わせてもらいたい
「ポジティブに生きろ」
なんて謳い文句、本気で信じてるの?

 

必要なのはポジティブだけじゃない、ネガティブも必要なんだ

 

ネガティブは悪者じゃない

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ポジティブな経験を求めることは、ネガティブな経験である

逆にネガティブな経験を受け入れることはポジティブな経験である

 

何を言ってんの?と思うだろう

わかりやすく具体例を考えてみる   
例えば...

 

・痩せて美しい身体がほしい、というポジティブな経験を得ようとすると
今の身体は美しくない、醜い、と思うネガティブな経験を得る

 

・お金持ちになる、というポジティブな経験を得ようとすると
自分は貧しい、と感じるネガティブな経験を得る

 

あれ?逆の経験が得られていないだろうか?
逆のパターンも見てみよう

 

・トレーニングで味わう苦痛、ネガティブな経験を受け入れると
健康や引き締まった身体などの、ポジティブな経験を得る

 

・起業での失敗という、ネガティブな経験を受け入れると
今自分に足りない力がわかる、ポジティブな経験を得られる

 

言葉の綾と言われればそれまでだが、伝わっただろうか

 

ポジティブになろうとすると、必ずネガティブを受け入れる必要があり

ポジティブになるのに、ネガティブは必要不可欠なものとなる

 

片方だけ得ることはできず、必ず裏の面が現れる

ネガティブだけが悪いなんてことは、絶対にない

 

ポジティブの問題点 

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ポジティブ
に捉えるとは
ものごとを良い点から捉えて、人生の明るい部分を見ること
といったところだろうか

 

当然、ポジティブに飲み込んだおかげで救われる時も、耐えられる時もある
僕も散々、ポジティブに飲み込んで悩みを乗り切ってきた

 

ポジティブも当然、悪くない

 

ただ、全てをポジティブで捉えるのは良くない

 

僕らは生きている限り、ムカつくことや思い通りにいかないことにぶつかりまくる
自分の実力ではどうしようもないことも、投げ出したくなることなんて巨万とある

 

そんなとき、人間の健康的な対処法は、ネガティブな感情を受け入れることだ

 

泣きたいときには泣いて、怒りたいときには怒る
爆発して、他人に当たってしまうこともあるだろう
その後、猛烈に後悔するかもしれない

 

でも、これが自然な対応である
時には、感情に任せて動くのも人間らしさと言っていい

 

しかしポジティブに捉われると、ネガティブな感情を否定することになる

 

泣きたくても笑って、怒りたくても笑う
できないなんて感情は持たない、自分はできると思い続ける
結果、自分でいろんなことを抱え込む

 

こんなことしてたら、精神崩壊待ったなし

 

ネガティブな感情は心の痛みになるかもしれない
でも、痛みは人を強くし、次に繋げてくれる
ネガティブな感情に、嘘をつく意味なんてこれっぽちもない

 

 

ポジティブへの固執が生む弊害は、これだけじゃない

ポジティブな考えに固執することは「問題からの逃げ」になり、問題への解決策にはなり得ない

 

割と、これが現実で多く見受けられる
ポジティブな考えで、問題を塗り潰すのはよくない
 

失敗しても、ポジティブシンキング!「はい!次につながった!」って思うだけなら何の意味もない

正直に言えば自分も何度、同じことをしてきたかわからない
テストの直しを雑にやって、はい!完璧!と言いつつ次も全然できないとか
僕の実力はこんなもんじゃないから大丈夫!って大学入って、心ぽっきり折ったり...

 

自分のネガティブな側面を受け入れず、ポジティブな理由でもみ消して、あとで痛い目を見ている典型例として見てほしい

 

ネガティブなことに対して、次にどう行動を取るべきかに意味があり 
ネガティブに捉えるからこそ見える解決策を、絶対見逃してはいけない

 

ポジティブでネガティブを塗り潰すのは、先延ばしになるかもしれない
でも、いずれ避けられないときは来る

ネガティブを受け入れるという過程を忘れてはいけないのである
いつもポジティブはこれを忘れがち、注意してほしい 

 

僕は、ネガティブから得られることの方が多いとさえ思う
裏の面にはいいことが書いてあったりするものだ

 

終わりに

まとめとしては 

 

ネガティブポジティブは表裏一体、片方だけは無理
ネガティブに捉えることは、問題解決のきっかけ

 

でした

  

偉そうな文章で気分を害された方がいたら、申し訳ないです
しかしながら、当たり前のようにポジティブが正義の風潮が、どうしても気に入らず書いた次第でした 
自分が病んでしまったとき、ネガティブな感情には苦しめられましたが、同時に救われてきた部分が多かったのが事実です

 

頭の片隅にでもこの考え方があると、病んだとき多少、楽になれるんじゃないかと思っております 

上辺だけのポジティブな言葉に騙されないでください
ポジティブの裏には必ずネガティブが潜んでます

逆もしかり、ネガティブの裏にはポジティブがいます
見つけにくいかもしれませんが、探してやってください

 

忘れないでね

 

 

それでは、また