人生とかいうカードゲーム - 落ちこぼれのこがログ

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ここ一年ほど同じカードゲームをプレイしている。一年もやっていれば、ある程度は上手くなるもので「こうやれば勝てそう」「これ無理だな」と、勝敗がなんとなくわかるようになる。わかると面白くないのでは？と思われるかもしれないが、逆境がひっくり返るシーンがカードゲームの楽しい要素なので、全く問題はない。

初心者の頃は、先のターンなど考えずに思うがままにプレイして、ボコボコにされていた。なんで勝てないのかもよくわからず、とにかく負けてばっかりで面白くないと感じることも多かった。

しかし、やっていくうちに、ちょっとだけ先が見えるようになってくる。ここでこのカードを使ったら勝てない、と気づくようになる。もちろん、当たらないことも多々あるけど。

ここまでいくと、カードゲームは途端に面白くなる。自分の思うままにゲームが進んだときの気持ち良さはヤバイ。これだから辞められないのだ。

最近は先を見る力が、前よりしっかりしてきた。さながら将棋のように、先を見ながら詰めるのが楽しくて仕方ない。

散々カードゲームのステマをしているが、今回したいのは、「さぁ！カードゲームをやろう！」という話ではない。ましてや「カードゲーマーはクソ！やるな！」って話でもない。

人生もカードゲームだなーって話をしてみたいと思う。ちょーくだらないけどしてみる。

先を見て動く

さっき書いた通り、

カードゲームは、勝つために、先を見ながら、使うカードを決めていく。カードには使える限界があるので、コストと相談しながら使用していく。

だいたい生きてても、やってることは同じだなーと思う。

人は、自分が生きやすい環境のために、ちょっと未来を予測しつつ、行動を決めていく。人には使える時間とお金に限界があるので、コストと相談しながら割り振っていく。

似てない？え、お前がそれっぽく書いただけだろ？それを言っちゃおしまいよ。

人生は全部カードゲーム！とまでは言うつもりは毛頭なくって、コスト管理とか一部似てるよね。と言いたい。

だからといって、僕の人生にカードゲーム脳がめっちゃ活かされているかと言われると怪しい。そもそも、ルール不問の人生で「勝利」がわからないし、誰と僕は戦っているのかもわからない。
カードゲームは「勝利」のゴールがあるし、一定のルールが存在する。だから予測ができるのであって、人生では予測なんて当たるわけがない。

あれ、やっぱり似てないかも。でも予測できる範囲もあるし、まぁ多少はね。

結局、運？

カードゲームに限った話ではないけど、ゲームで運は正義である。中でも、カードゲームは運が色濃く出るゲームの一つ。

自分がどれだけ劣勢でも、手札に解決できるカードを引けばゲームはひっくり返り、勝てる。逆に相手に逆転されることもある。
それ以外にも、理想の順番でカードを引いてそのまま勝ったり、いいカードが一枚も来なくて負ける場合もある。カードゲームでは運がいいことをを「上振れ」、逆に悪いことを「下振れ」なんて呼んだりもする。（細かい話をすると怪しいけど）

これは人生においても大いにある。
自分ではどうしようもない場面に出くわしたことはあるだろう。逆に、何もしてないのにラッキーに見舞われることもある。はい、カードゲームと同じ。

再びめちゃくちゃ理論を立てたわけだが、もうちょっと運の話には続きがある。
上の話だと、「カードゲームも人生も運ゲー」となってしまうがそれは違う。カードゲームにも人生にも「実力」はある。

カードゲームでどうしようもない試合があるのは間違いないが、運だけではない。カードゲームの上手い奴がいるのが何よりの証拠だ。もし、運だけならみんな同じレベルになるはずである。上手い奴の何がどう優れているのかは、先を見る力だったり、思考力であったり一言ではいえないが「実力」は存在する。過去の経験は活きるのだ。

人生も割とそう。運で引き寄せることもあるが、結局はその人の過去の行動のおかげだったりする。意外と完全に運だけってのは少ないかもしれない。

どっちもだいたい、実力：運＝８：２ぐらいなのかな。わかんないけど。とりあえず、上手いカードゲーマーと人生はだいたい同じってこと。もう最初の設定から完全に甘えてるな。まぁいっか。