落ちこぼれのこがログ

考えること、思うことを好き放題書きます Twitter ID@kogatantan

優秀で意識の高い学生 vs 僕

【スポンサーリンク】

f:id:kogatan:20190311000411j:plain

 

はい、どーも こがです

またまた就活ネタですが、現場の声は貴重だろうということで勝手に始めていきます

では、どーぞ

 

Q.就活でどんな人材が求められるか?

A.優秀で意識の高い人材

 

ごもっともな問答である
ここ最近、就活のニュースは意識的に読むようにしていて頻繁に目にかける

bunshun.jp

(これはちょっとどうかとも思ったのだが...)

 

とは言っても、企業の人間が「優秀で意識の高い人材」が欲しいという声がある以上、就活生はそれをないがしろにはできない
形だけでも「優秀で意識の高い人材」になって内定を勝ち取る
それが生き残る術なのだ

 

ということは、僕はここから就活で「優秀で意識の高い人材」と張り合っていかなければならないわけだ

.......? 
いやいや、無理やん

 

A「大学では学生団体のリーダーとして福祉に従事し、ボランティア活動に勤しみました。」
B「大学ではサークルのリーダーとして、メンバーの輪を保つ努力をしてきました。」
C「ベンチャー企業の手伝いとして、スタートアップのために多くの人に会って成長しました。」

※これらはすべて僕が適当に作った「優秀で意識の高い」偶像

 

こんな感じの学生と張り合えと申すのデスカ?社会サマハ?

 

僕は部活、サークルもやってなければ、学生団体なんてマボロシ〜だと思ってる学生だし、運だけで大学に入り、勝手に落ちこぼれ、学部面白くねえ!と騒ぎ立て、出来るだけ引きこもり、文字と戯れるだけの学生である

 

過去の実績だけで判断されたら僕に勝ち目はない
そもそもこのブログでさえ、もしかしたら企業側が見るかもしれないのにマイナスを売っている

ここから巻き返すようなことが書けるわけでもないが、ちょっとだけ歯向かわせて欲しい

 

勝手な意見

企業は「完成品」の学生が欲しいというマインドで就活に挑んでくる

だから、「優秀で意識の高い」人材が欲しいと言うし、さっきの記事の如く「学生のレベルが低い」なんていう文句を言ってしまう

企業側がそんなことを言えば、学生は合わせるしかなく、「優秀で意識の高い」皮を被らざる負えなくなる

猫を被って入社試験を乗り越え、内定を勝ち取る学生も現れるだろう

で、いざ入社させてみたら、企業に合わないので辞めますの流れである

 

これで3年以内の離職率3割を超えた
いい加減、気づかないのだろうか

 

学生は「完成品」じゃない
尤も、「完成品」の学生がいるのも間違いではない
若いうちから起業したり、スキルを持った学生もいる

だが、それはほんの一部で、限られている
多くの学生は、まだまだ社会には慣れていない「未完成品」である

 

なのに、企業は「完成品」を探すことに力を入れ、「未完成品」を育てる方向には力を注がない
学生は「完成品」になりきるため、本来の「未完成品」の自分を押し殺し、就活する

結果、「優秀」だと思っていた学生が思いの外、使えなかったとか
仕事とうまく合わない学生が、メンタルでやられたりする

つまり、企業は数少ない物を求め続け、ニセモノしか掴めず、文句をいう

こんな状況になってるんじゃないかと思う

 

昔は、大きな企業に就職し、偉いポストに就くのが良いとされ、学生もそう思っていた

だが、残念ながら今はそこまで出世に対する思いは強くなく、もっと自由なことを思い描いている学生も多い

だからもし、「完成品」の学生が一企業に入っても学べることがないと感じれば、辞めて新しいことに挑戦しようとなってしまう

 

ということは、企業がどうするべきかというのは明白で

「完成品」を探すのではなく、企業側が育てられる、企業理念に近い「未完成品」を探すことに注力すべきだし、若手の教育に気を使うべきなのである

今のベンチャーや伸びている企業は、そういった点に気づいている
だから、早いうちからインターンシップなどして、自分たちの色に「未完成品」の学生を染め上げて「完成品」の学生、「優秀で意識の高い」学生を勝ち取るのである

 

そんなことも露知らず、政府が夏のインターンシップを禁止するとかどうとか言っていたが....

ここから先の就活が少しでも変わればいいなと思うばかりである

 

 

最後に

本音は、どうにか僕を使える人間にしてください

 

それでは、また